血を吐く

出血の種類は大きく分けて『喀血』『吐血』に分けられます。

1.喀血

気管支や肺といった呼吸器系から出血するものが喀血であり、吐き出した血液の色は鮮紅職で、泡が混じっていることが多くあります。

ただし、猫ちゃんの場合は喀血に気づくことが非常に難しく、血液を吐き出す前にすぐに飲み込んでしまうことが多いといった理由があります。

2.吐血

吐血では、消化器系からの出血の事を指し、

胃や十二指腸から出血した場合は黒ずんでいます。

消化器系であっても、口腔内や、咽頭のような上部での出血があった場合は、黒ずんではいません。又、吐血した場合、黒色便が見られるケースもあります。

 

3.観察のポイント

どの動物でもいえることは、出血して吐いても、すぐに飲み込んでしまうことが多いので、見つけにくいです。

よって、喀血、吐血が疑われる場合(激しい咳をしたとき等)は

口腔内を観察し、血液が付着していないか確認しましょう。

出血が確認できた際は、どういった状況下において血を吐いたのか観察しましょう。

突発的であるのか、一度きりなのか、繰り返し出血しているか、吐いた血液の色、混入物がなかったか、呼吸の状態、血を吐いた後の状態等の記録しましょう。

 

4.ケアのポイント

①安静にする

口から吐き出したものを拭き取ろうとすることはお勧めできません。

猫ちゃんの口を無理に開けることで、呼吸がさらに苦しくなる可能性があります。

興奮させず、まずは安静に努めましょう。

 

②呼吸を楽にする

装飾品などがあればすべて外しましょう。

喀血や吐血が続いている場合、頭部を下に向けましょう。

誤飲してしまう危険性があります。

 

③意識、呼吸、心拍の確認

それぞれの確認を行いましょう。

喀血の場合、冷たいタオル等で身体を冷やすことで

血管が収縮され、炎症や出血が抑えられるので

状態に合わせて対応しましょう。

 

 

 

 

 

2018年04月14日