呼吸が苦しそう

普段の呼吸の状態と違う場合、猫ちゃんのことがとても心配になると思います。

呼吸の状態についての観察とケアのポイントを順に解説していきますね。

 

1.様子観察でいい場合

猫ちゃんの場合個性にもよりますが、

1分間に20~35回の呼吸をしています。

呼吸の異常は回数だけではなく、

鼻や口、胸、おなかの動き、呼吸時の音の有無を確認しましょう。

呼吸が速いとともに、パンティングが見られる事もありますが、

パンティング自体は異常な行動ではなく、口唇や舌の色に異常が見られない場合は様子観察でいいでしょう。

他にも、『異常な症状がない』『日射病』『熱射病』が考えられますが

体温が正常値に戻った場合も同様に様子観察で大丈夫だと言えます。

※パンティングが見られる場合は熱の測定もしましょう。

平熱範囲は38~9℃です。

 

2.異常な呼吸についての見分け方

呼吸の仕方によって正常であるか異常であるか判断し、

異常であれば病院へ連れていく必要があります。

①鼻翼呼吸・・空気の吸入時児の鼻翼が拡大し、鼻の穴がひくひくしているように見える呼吸。

②開口呼吸・・呼吸が苦しい時に口を大きく

ぱくぱくはけて行う呼吸の仕方。

③起座呼吸・・お座りした状態で前足を開き

顎を突き上げて胸を大きく動かす呼吸の仕方。

特に脱水時にはこの呼吸の仕方がよく見かけられます。

④浅速呼吸・・呼吸回数は多いが、浅い呼吸をいいます。気胸や胸水症などで見かけられます。

⑤音のする呼吸・・気管支炎の可能性があり危険です。

動きも鈍く、表情は苦しそうで、チアノーゼが見られることがあります。

 

3.至急病院へ行く必要がある場合

①日射病、熱射病の応急処置を行っても体温が戻らない。

②ショック状態を起こしている。

 

4.ケアのポイント

いかなる場合でも、人の薬を投薬することは絶対にしないでください!

①開口呼吸や、起座呼吸が見られる場合は可能な限り早めに病院へ。

呼吸の変化の状態の記録を細かくメモしましょう。

いつ、どれくらいの時間で、どのような呼吸をしており

②動作、食欲、日常との違いを獣医師に伝えましょう。

日射病、熱射病が原因の場合はとにかく身体を冷やしましょう。

重症の場合はショック状態になり最悪の場合死亡してしまいます。

私たちが猫ちゃんに対応処置できるのは熱の測定くらいです。

早急に病院へ連れていくようにしましょう。

 

 

 

 

2018年04月14日